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一生モノ語り 大人の逸品

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一生モノ語り 大人の逸品

谷製陶所

尾戸焼の酒器セット

在庫 色柄/サイズ 価格

徳利とぐい呑み2個セット

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徳利とべく杯2個セット

6,480 お気に入りに追加
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酒を愛する土佐人たちの宴を盛り上げる伝統の酒器

 尾戸焼は約350年前、土佐藩の藩窯に創始した。江戸時代には四国・土佐の国焼きとして広く知れ渡ったが、明治に入って藩の力が収束するとともに、その技は民営のいくつかの窯に引き継がれることとなった。今もその伝統を受け継いでいるのが高知市内の能茶山に窯を構える谷製陶所である。
「家の隣に工房があって、子供のころから焼きものが身近にありました」と話す5代目当主の谷 信一郎氏は、中学時代から陶芸に触れ、今ではこの道35年以上。親子二代で高知県認定「土佐の匠」との称号を得た名工だ。
 白土で作陶する徳利とぐい呑みは、薄鼠色の肌に呉須という青藍色の顔料で絵柄を描く。陶肌に浮き立つ草花の絵柄は、工房のある能茶山の草花を摘み、手本にして描かれる。陶肌に桃色の窯変が現れるのも特徴で、ひとつひとつ表情が変わりおもしろい。
 今回紹介する徳利は底が平らでどっしりとした「舟徳利」で、釣り人が揺れる船の上でもこぼさず酒を飲むために作られたとされる。ちびちび飲むのによい1合サイズだ。
 赤茶の陶肌に白と青が淡く色づく、底が独楽のように尖る「べく杯」は、酒を飲み干すまで卓に置けない。まさに酒を愛する土佐ならではの酒器だ。
 南国・土佐の杯で一献どうぞ。
made in Japan
限定 150

徳利はともに約直径7.8×高さ10.2cm、約210g。容量は約250ml。
ぐい呑みは、約直径5.2×高さ4.3cm、約50g。容量は約40ml。
べく杯は約口径6.5×高さ2.7cm、約50g。容量は約20ml。
すべて陶器。電子レンジ使用可、食洗機使用不可。日本製。
藩政以来の長き伝統土佐人の心を映す質実柔和なやきもの 藩政以来の長き伝統土佐人の心を映す質実柔和なやきもの

築100年は超えるという工房に立つ谷信一郎さんは作品さながらの柔和な人柄。ここで陶芸教室も開いている。

尾戸焼。今ではその名を聞くことは稀になったが、四国・土佐を代表するやきものであり、その発祥は今から350年以上を遡る。
承応2(1653)年、土佐藩主山内忠義の命により、大坂より陶工・久野正伯を招き、高知城の北にあった尾戸という地(現在の小津町)に窯を開いたのが始まりとされる。以来江戸期を通じ藩窯として陶器生産が続けられた。当初は茶陶など贈答品や藩用品を製作し土佐の国焼として広く名を馳せたが、やがて藩の財政難を補うため民間向けの日用雑器の製作が主となり、土佐国内で広く流通、土佐の人々の暮らしに供された。しかし明治の世を迎えると、廃藩置県にともない藩窯としての運営には終止符が打たれ、その伝統と技術は民営のいくつかの窯に引き継がれることになった。
そして時を経ること150年。生活スタイルの変化により日用雑器としてのやきものの需要は減り続け、いま高知市に残る尾戸焼の窯は2軒だけとなった。そのうちの1軒、谷製陶所を訪ねた。
谷製陶所がある能茶山は高知市の中心から4キロほど西、ゆるやかに流れる鏡川のほとりにある。文政3(1820)年に尾戸から良質な粘土が取れる能茶山に移窯。以来尾戸焼の土と窯を支えてきた。
出迎えてくれた谷信一郎さん(49歳)は5代目。父の安雄さんと親子二代で高知県認定の「土佐の匠」の陶工である。「土はそこから採るんです」と指さす先に、敷地内に小高い丘がある。「そこから採った土を、ここで水に浸けて粘土を取り出し、あちらで半年以上寝かせて使います」と谷さん。粘土の山は、子供のころは遊び場だったという。まさに土と戯れながら育ってきたのだ。
中学卒業とともに陶芸の道に入った谷さん。父・安雄さんの隣で日々ろくろを回す日々が続いた。「最初の1年は、作っては潰しの日々でした」と語る谷さんだが、今や達人の域に。土をこね、固め、ろくろにのせて両手で包み込むように土を延ばしていくと、見る見るうちに盃ができ、徳利ができる。見事な手わざである。
谷さんの作る尾戸焼は、このろくろ引きによる素朴な風合いが身上。透明釉をまとった薄鼠色の肌に、呉須で描かれる穏やかな絵柄が心地よい。そして陶肌の所々にあらわれる桃色の窯変は、暖かな春の日だまりのようだ。かつて屋形船や風流人が、釣りのときに舟上で使った舟徳利や、底が尖っていて酒を入れたまま卓上に置けない土佐独特の盃「べく杯」といった伝統の器とともに、コーヒーカップなどのカップ類の他にも現代の暮らしに合わせた器も焼く。
土佐藩以来の長き伝統を継ぎ土佐人の心意気を映し出す、質実柔和なやきものである。

  • 高速で回転するろくろの上で、土塊から器の形を次々ひねり出していく。形と大きさは、すべて谷さんの手が憶えている。 高速で回転するろくろの上で、土塊から器の形を次々ひねり出していく。形と大きさは、すべて谷さんの手が憶えている。

    高速で回転するろくろの上で、土塊から器の形を次々ひねり出していく。形と大きさは、すべて谷さんの手が憶えている。

  • 尾戸焼の里・能茶山の小高い丘に立つ谷製陶所。 尾戸焼の里・能茶山の小高い丘に立つ谷製陶所。

    尾戸焼の里・能茶山の小高い丘に立つ谷製陶所。

  • 敷地内にある陶土の山は、原土を手前の池で水にひたし粘土を分離沈殿させる。 敷地内にある陶土の山は、原土を手前の池で水にひたし粘土を分離沈殿させる。

    敷地内にある陶土の山は、原土を手前の池で水にひたし粘土を分離沈殿させる。

暖かな日だまりのごとき桃色の窯変に憩いて一杯 暖かな日だまりのごとき桃色の窯変に憩いて一杯

徳利とぐい呑み2個セット 徳利とぐい呑み2個セット

徳利とべく杯2個セット 徳利とべく杯2個セット

  • 徳利は小さな1合サイズ。ひとりでちびちびやるのにいい。おそろいのぐい呑みとのセットだ。 徳利は小さな1合サイズ。ひとりでちびちびやるのにいい。おそろいのぐい呑みとのセットだ。

    徳利は小さな1合サイズ。ひとりでちびちびやるのにいい。おそろいのぐい呑みとのセットだ。

  • 底が尖っているから飲み干すまで下に置けない。ひたすら飲み続けるのが、酒をこよなく愛する土佐のいごっそう流だ。 底が尖っているから飲み干すまで下に置けない。ひたすら飲み続けるのが、酒をこよなく愛する土佐のいごっそう流だ。

    底が尖っているから飲み干すまで下に置けない。ひたすら飲み続けるのが、酒をこよなく愛する土佐のいごっそう流だ。