筆工房琉球大発見
アダン筆セット
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琉球王国の筆記用具が現代に復活 アダンの木で作った2つの筆
一般的に「筆」とは、竹などでできた軸に馬や羊などの毛を穂に使ったものをいう。沖縄が琉球王朝だった時代には、植物の根から作った筆が存在した。
暖かい地方の浜辺などに自生する熱帯植物「アダン」は、幹から地面に向かって気根を何本もおろす。これは湿った空気から水分を取り込むためのもので、とても丈夫な繊維質。これを乾燥させることで、穂と軸が一体となった筆を作ることができるのだ。
長らく途絶えていたアダンの筆を現代によみがえらせたのは、沖縄の筆匠・吉田元さん。琉球王朝時代に使われていたアダンの筆に加え、アダンの実から作る「アダンの実の筆」の開発にも成功した。毛筆とは違った線の荒さやかすれを見せる書き味は、書道家や絵師の注目を集めている。