斜里窯
知床斜里のコーヒードリップセットと灰掛コーヒーカップ&ソーサー
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北海道の土と職人業が生む、力強く表情豊かな焼きもの
日本最北東の登窯の窯元である「斜里窯」は、知床半島の付け根に位置する。初代窯主の中村二夫氏(71歳)は、オホーツク海の流氷に魅せられて18歳で同地に移り住み、23歳で焼きもの作りを始めた。北海道の土は鉄分が多く成形が難しいため、道内にある窯元の多くが本州の土を用いるが、中村氏はあくまで地元の素材にこだわった。道内各地の土を探し回っては混ぜ合わせ、試行錯誤の末に独自の配合を確立。約10年前より、全製品を北海道の土のみで制作している。中村氏が手がける製品は、茶道具の名産地である山口県萩市での修業経験を生かした日用品の数々。中でも、開窯時から作り続けているのがこの『コーヒードリップセット』である。
急須のような注ぎ口のポットは、注ぎやすく液だれしにくいのが特徴。陶製のドリッパーは、カップ部分と台座を別で作って接着するのが一般的だが、斜里窯では一体で成形。複雑な形状をろくろで整えるのは相当な技術を要するが、完成品は堅牢さと安定感を誇る。
「コーヒーは人前で淹れるのも楽しみのひとつ。もてなしに堂々とお使いいただけるよう、釉薬を流して描く『灰掛』模様や窯変で表情豊かに仕上げました」と中村氏。
そろいのカップ&ソーサーに注げば飲み口もよく、いつものコーヒーが一段とおいしく感じられる。