品切

彦十蒔絵×和樂

和樂オリジナル KORIN応量器

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この応量器を手にすれば日々の食事を大切にしたくなるはず

輪島にとって特別な存在の応量器を「彦十蒔絵」が解釈するなら?

 卓越した技術と奇想天外な発想で数多くの作品を手がける輪島の漆芸集団「彦十蒔絵」が、「和樂」とともに、また傑作を生み出しました。名付けて「KORIN応量器」。黒い漆塗りの応量器に、尾形光琳を彷彿させる流水紋が描かれた、なんともドラマティックな作品です。
「応量器」とは、曹洞宗の修行僧が使用する入れ子状の漆器のこと。大小6つの器から構成されており、それぞれおかゆや汁物、副菜、香菜を受けるものとなっています。いちばん外側の「頭鉢」と呼ばれる器は、食事のときはおかゆ用ですが、托鉢の際にお布施を受ける器としても使用するので、街中で見たことがある人もいるかもしれません。毎日の食事をこの器だけで完結し、ときには道具としても活用する。入れ子式というコンパクトさも機能的で、今で言う、さながらミニマリストのような発想。その精神が受け、最近では一般的な日用品として販売されてもいます。一説にはロシアのマトリョーシカの起源という話もあり、人知れず、さまざまな文化に影響を与えている道具なのです。
「輪島市には曹洞宗の大本山總持寺組院があるため、応量器は輪島塗にとって大事なルーツなんです。お寺で使用していた応量器が全国に広まったおかげで、輪島塗が発展したともいわれています。だからこの器を、今の時代にもう一度提案する意味があるなと思いました」。そう語るのは、本企画をプロデュースした漆芸集団「彦十蒔絵」代表・若宮隆志さん。時代はコロナ渦、だれもが人生に本当に必要なものを考え直すこととなった今、ムダを省いた応量器は、メッセージを多分に含んでいます。

光琳が残した流水紋は「命」そして「永遠」の象徴でした

 そして「彦十蒔絵」の真髄でもある蒔絵は、「箔絵」という技法を用い、尾形光琳の代表モチーフである「流水紋」をプラチナ箔であしらうことに。この文様に、何か特別な思いはあるのでしょうか?
「今回に限ったことではなく、普段からデザインを考えるときに、光琳を意識することが多いんです。たとえば国宝である『紅白梅図屛風』は、曲線の水と直線の梅、対照的なものがバランスよく配置され、グラフィックとしても完成度が高い。そういったところに強く惹かれるんですね」。中でも川の流れを表現する流水紋は、「水の画家」とも呼ばれた光琳の得意とする題材で、絵画だけでなく染織物や工芸品など、ジャンルを超えて数多くの作品が生み出されています。
made in Japan
初回限定数 5

セット内容は応量器(器は計6個)、箸×1。応量器は約直径145×高さ73mm(収納時)。器1:約直径145×高さ73mm、2:約直径121×高さ59mm、3:約直径113×高さ47mm、4:約直径104×高さ36mm、5:約直径96×高さ27mm、6:約直径89×高さ20mm。総重量520g。ケヤキ(布着せ本堅地塗仕上げ)箸は長さ23cm、重さ10g。マラス(乾漆仕上げ)。電子レンジ、オーブン使用不可。食洗機使用不可。日本製。

※色柄の出方やサイズ、重さに若干の個体差が生じます。
※長時間湯水に浸すことはせず、使用後はできるだけ早く洗い水気を拭きとってください。

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