小学館百貨店
TAKEYARI CANVAS

撥水タイガー帆布 ワンショルダーバッグ

撥水性が高い帆布を使用エイジングも楽しめる人気作
14,080円
商品コード
A9325300610
発売日
2022/09/08
カラー
カーキ
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撥水タイガー帆布 ワンショルダーバッグ
【創業134年。老舗機屋のファクトリーブランド】
 岡山県倉敷市は、日本の帆布生産シェアの約7割を誇る帆布の一大産地である。昔から綿花栽培が盛んだったこの地は繊維業で発展した。第二次世界大戦後、化学繊維に押され綿の需要が低下する中、厚い綿生地を織るための技術や条件が整っていたことから、帆布の生産に注力するようになった。
「タケヤリ」は、この地で明治21(1888)年、武鑓石五郎とその妻で機織りの名手であった梅が創業したテキスタイル(織物)メーカーである。手織りから始まり、徐々に機械化を進め、革新織機へと移行してきた。現在は新旧の織機を駆使して、綿帆布や合繊帆布、厚地衣料の生産を行なっている。中でも、すでに廃番のベルギー製シャトル織機で織られた同社の綿帆布は、最新織機では創出できない空気を纏ったかのような自然な膨らみと温かな風合いがあり、人気を博している。この特別な帆布を用いて製造したバッグが、今回紹介する商品である。
「ファクトリーブランドを立ち上げたのは、今から12年前のこと。リーマンショックで業績が厳しくなると予想し、新たなことをしなければという危機感はありましたが、何より我が社の帆布のよさをより多くの方に知ってもらいたいという願いからでした」と、7代目社長・武鑓謙治氏は語る。
 しかし、その商品開発は、まさにゼロからのスタートだった。帆布の原反である生機製造が主だった同社にとっては、バッグやリュックを作るための知識やノウハウは皆無。誰に向けてどんな商品を、どのようにして作ったらいいのか、まったくわからなかった。

 商品開発のこれまでの苦労を、武鑓社長は次のように語る。
「当初はデパートの催事や店舗へ出向いて販売しながら実際にお客様の意見をうかがって、試行錯誤を重ねる日々……。極厚帆布の型押し加工や染色技術の開発、デザイナーとの協働など、さまざまなことにトライしました。そんな中、ようやく誕生したのが“撥水タイガー帆布”の商品なのです」(武鑓氏)
 帆布は「10番手」という太い単糸を数本撚り合わせて平織りにした布で、「タケヤリ」では撚り合わせる糸の本数によって1~11号まで生地を織り分けている。9号の撥水タイガー帆布は、トラックの幌やテントなどに使用される一方で、丈夫で軽量なためアパレル商品にも使われている。これに色染めを施したあと、パラフィンによる撥水加工や樹脂加工、バイオウォッシュ加工を施すことで、帆布の風合いを残しながら強力な撥水性を付与。使い始めからヴィンテージ感があり、経年変化も楽しめる生地に仕立てた。
 ご紹介する商品は、この独自の帆布で作られたシリーズの人気商品。『ワンショルダーバッグ』は、10年以上売れ続けている定番品。収納物の整理に便利な2ルーム仕様で、バッグの裏面には衝撃吸収材が入っており、体にフィットする工夫が施されている。また、ショルダーはボトム側の取り付け位置を付け替えて、掛け方を左右選ぶことができる。
詳細
幅16×高さ30×マチ5cm。ショルダーベルトの長さ約75~106cm。約815g。綿100%帆布9号、牛革。撥水パラフィン(ロウ)加工。内側はスマホ用ポケット×1、外側はファスナーポケット×1。背中側に緩衝材入り。日本製。

※汚れた場合は、その部分を固く絞ったやわらかい布で優しく叩いてください。
※直射日光や高温多湿のところは避け、風通しのよい日陰で保管してください。
※倉敷帆布生地は、シャトル織機で織り上げた帆布ならではの独特な風合いがありますので、ご理解のうえお楽しみください。

商品特長

【「タケヤリ」7代目社長 武鑓謙治さん】機械は使用しているが「シャトル織機での帆布製造では、すべての工程に人の手が必要」と語る武鑓社長。
原糸を1本の糸に結び合わせていく「合糸」作業。結び目をいかに小さくできるかで、生地の仕上がりの美しさに差が出る。
シャトル織機は手織りの作業を機械化した原始的織機。1日に最新織機の1/4の長さしか織れないが、風合いのよい生地に仕上がる。
完成した帆布生地の保管庫。人の目で生地を検査してキズや汚れを確認。その後、畳み機にかけて1mごとに畳んで保管される。