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一生モノ語り 大人の逸品

高橋明義

米沢 ギシャ織りカベ糸ストール

在庫 色柄/サイズ 価格

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白鷹

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青銅

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古代紫

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カベ糸とギシャ織りの美しきグラデーション

絹織物は上杉鷹山公の殖産政策によって花開いた地場産業だ。その米沢で“織りの重鎮”と呼ばれる職人が、高橋明義さん(89歳)である。
4代前までは上杉家の下級武士だった。城下の外れに居を構え、田畑を耕し、養蚕や機織りをしながら街道防備にあたった半農半士の家だ。
髙橋さんが、先祖の残した茅ぶき家屋を改造し、機械織機を1台、また1台と増やしたのは戦後。時代の要請に応え、呉服生地から洋服生地までさまざまな絹織物を手がけてきたが、最も得意とするのは極薄の生地である。
「きっかけはアメリカ向けのスカーフです。昭和24年ごろでした。見本の柄は、従来の機械の設定では織れない難しい図案で、職人がみんな匙を投げました。最後に若造の私に話がきたわけですが、徹夜で機械を改造して織り上げてみせました。意地でしたね」
髙橋さんの名を一躍有名にしたのは、カベ糸ストールである。カベ糸とは強い撚りをかけた芯糸に極細の糸をらせん状に絡み付けた糸のこと。透けて見えるほど薄く織っても、糸由来の質感から首に巻いたときに膨らみが出る。空気をよく含むので、軽快ながら暖かいのも特徴だ。

カベ糸とギシャ織りが美しく醸し出す無限のグラデーション
その“織りの重鎮”の新作が、縦半分をなめらかな平織り、もう半分をギシャ織り(紗に似た肌ざわりと光沢)で仕上げたカベ糸ストールである。
「平とギシャの境目が無理なくつながるかどうかは織機の調整次第。これが難しいんだ。糸の硬さは染めた色の色素の性質によっても違うし、雨の日は湿度を吸うので糸の走りが変わる。特にギシャは、糸を結んだ節の処理が甘いと、すぐ絡んでしまうんです」
色のトーンは4段階のグラデーション。織りの特徴とあいまって、重ね方を変えると色合いも微妙に変化する。
「真珠王の御木本幸吉さんじゃないけど、世界中の紳士淑女の首を自分のストールで包みたい。そんなつもりで、毎日布のことばかり考えています」
業界最高齢でもある織り職人は、まだまだ意気軒昂だ。
>>「ニッポン産地紀行」でもご紹介しています。

※追加生産を決定した場合はお届けまで70日ほどかかります。
初回限定 40

約幅50×長さ160cm(フリンジ含む)、25g。絹100%。男女兼用。洗濯はドライ。日本製。