柄沢ヤスリ
岡部さんのヤスリ
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匠が精緻に目立てる越後ヤスリ 踵も爪も仕上がりなめらか
角質化した踵や爪のケアに愛用してほしい機能美に優れたヤスリ。いずれも精緻な目立てだが、踵や爪の曲線に合わせて施されたカーブは、他製品に類をみない日本初の特殊技術である。
製造は江戸時代から鎚起銅器とキセル、ヤスリの町であり、戦後は洋食器の町へと変貌を遂げた新潟県燕市に在する昭和14年創業の柄沢ヤスリ。かつてヤスリは鋸の目を立てる道具として作られ始め、「越後ヤスリ」として名を轟かせたが、今ではそうした製造工場も同社を含めて3社のみという。
「弊社の主力は工業用の組ヤスリですが、他社にはない特殊なヤスリを得意としてきました。その技術を生かして7 年前に開発したのが踵と爪のヤスリです。人の体に当てるものなので、安全で繊細な目立てを追求しました」とは、代表取締役の柄沢良子氏。
爪ヤスリは半世紀以上のキャリアを持つ、御年97歳の岡部キンさんが手がける。ヤスリの目には、上目 1本と下目2本があり、先に爪に触れる上目はヤスリの命である切削作業を担う。一方、下目は横滑りを防ぎ、切り粉を排出する溝として働く。岡部さんが作る目は引っ掛かりよく切れて、長持ちすると評判が高い。その熟練の技術を若い職人たちに継承しながら、岡部さんは今も黙々と目立て機械に向かい続ける。