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小学館イマージュ

良寛 筆「生涯懶立身」

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魂の響きが凝縮された禅師良寛の五言詩が、いまよみがえる。

【良寛遺墨「生涯懶立身(しょうがいみをたつるにものうく)」について】
 良寛は山中の草庵に住み、生涯修行で通した禅僧である。現在、その清らかな生き方や、書、漢詩、和歌といった芸術が、高く評価されている。漢詩は四百八十首にも及ぶが、中でも本詩は出色のものである。そこには、良寛の魂の響きが凝縮されており、人生観、宗教観が鮮やかに示されている。
 宝暦八年(一七五八)、良寛は越後出雲崎町名主の山本家に生まれた。二十二歳の時、備中玉島の円通寺住職国仙に従って修行に励み、三十九歳で帰郷して、国上山(くがみやま)中腹の五合庵(ごごうあん)に住んだ。本詩は五十五歳ころの作で、物欲を捨て名誉や利益、地位をも願わず、迷いや悟りからも脱し、一切を空(くう)と考える。さらに良寛は心を自由にし、自然のおもむくままに身をまかせようという。これが、人間としての最も安らかな生き方だとする。「草庵」は良寛にとって、俗世間を離れた別天地で、降り注ぐ夜の雨の音は、天然の音楽であった。良寛はこの別天地で、何ものにもとらわれず、思いのまま両脚(りょうあし)を伸ばしている。
 良寛は六十歳ころから、国上山下の乙子(おとこ)神社社務所に移り住んだ。書はこのころのもので、最盛期の作品である。流麗温雅で、律動的でもある。この遺墨の字を刻んだ碑が、生誕百年を記念して、安政五年(一八五八)に乙子神社境内に建てられた。現存する良寛文学碑では、最古のものである。これまで、本碑の原本は石に貼(は)って彫ったため、失われたとされていた。しかし、長く秘蔵されて多くの人の目に触れることがなかった新潟・毬子庵所蔵の遺墨が、最近になって本碑の文字の原本であるということが判明した。この遺墨の紙には、横に継ぎ目が数か所ある。良寛がふすまの下張りか障子に書いたためである。良寛は新しいふすまの下張りや障子戸に、よく字を書いたという。
 天保二年(一八三一)、良寛は七十四歳で、その悠々たる人生を終えた。遺墨の絵は「猫蝶(びょうちょう)図」といって、長寿を祈るものである。作者は不明だが、良寛は絵に合わせて「騰々任天真」が、長寿の秘訣だともいったのだろう。
(谷川 敏朗・たにかわ としろう/全国良寛会常任理事/本品解説書より抜粋)

【五言詩(漢詩)について】
《原文》
生涯懶立身 騰々任天眞 嚢中三升米
爐邊一束薪 誰問迷悟跡 何知名利塵
夜雨草庵裏 雙脚等間伸
沙門良寛 書
――――――――――――――――――――――――――
生涯(しょうがい)身を立つるに懶(ものう)く 騰々(とうとう)として天真(てんしん)に任す
嚢中三升(のうちゅうさんじょう)の米 炉辺一束(ろへんいっそく)の薪(たきぎ)
誰か問はん迷悟(めいご)の跡 何ぞ知らん名利(みょうり)の塵(ちり)
夜雨草庵(やうそうあん)の裏(うち) 双脚等間(そうきゃくとうかん)に伸ぶ
沙門(しゃもん)良寛 書

《詩の内容》
俗世との関わりはうっとうしいばかりで、
天成のなすがままに自然体で生きてきた。
食料といえば、袋の中に三升の米。
燃料は、炉辺に薪が一束あるだけ。
迷いも悟りも誰に咎(とが)められることなく、
名利への執着も塵ほどにない。
雨のふる夜、草庵の中で
両足をゆったり伸ばして眠る。
(…これ以上の望みがあろうか)。

【最高の復刻技術を駆使し、本格的な表装で制作】
 本作品の復刻にあたっては、墨跡の精妙な濃淡を写すために最も適した高精細美術印刷を採用し、流麗な筆のはこびを再現した。これにより、原本のもつ質感を忠実にうつしだしている。さらに、独特な書風で知られる良寛書の魅力をひきたたせる表装は、一流の表具師が担当。風帯、一文字をはじめ、軸先にいたるまで最高の仕立てを施し、良寛の書の醍醐味を末永くご鑑賞いただける。
made in Japan
【軸装】約縦172.0×横49.5cm。表装は袋表具(風帯・一文字付)。軸先は陶器。桐箱・柿色タトウ箱入り。画寸は約縦116.8×横33.3cm。技法、高精細美術印刷。用紙は本紙/生漉和紙。所蔵 毬子庵(きゅうしあん)。証明 本品桐箱蓋裏に許可印入り証紙を貼付。解説書つき。日本製。

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