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一生モノ語り 大人の逸品

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一生モノ語り 大人の逸品

小学館/小学館イマージュ

上村淳之「雪の日」額装

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命あるものの一刻の和やかな世界を畏敬とやさしさをもって描く巨匠のオリジナル作品

伝統的な花鳥画の世界に清新な息吹を吹き込んだ上村淳之(うえむらあつし)。
鳥たちと暮らし、彼らとの語らいを通してその生命への賛美と慈しみを画空間に映し出す淳之芸術の精華がいまここに。

松園、松篁と続く、上村家の美の系譜を受け継ぐ巨匠・上村淳之。日本画の伝統に根ざした独自の視点から美の本質を模索し、いまもなお、花鳥の美の世界を追求しつづけている。
また画伯は、奈良・平城のアトリエ「唳禽荘(れんきんそう)」で千羽をこえる鳥を実際に飼育し、鳥の生態についても博識を誇る。鳥たちに囲まれ、彼らと語り合う日々を通して、鳥への愛情を深めていく。そんな画伯が描く作品には、鳥の優美な姿だけではなく、そのいとなみの潔さ、哀しさ、清らかさまでもが表現されている。
いまだ厳しい寒さの続く早春のひととき、梅の小枝に羽をやすめる真鶸(まひわ)の様子を、流麗な筆致で描いた本作品「雪の日」。鳥を友として遊び、その「生」を静かに見つめながら花鳥画の美の本質を一心に求める、画伯の精神が息づくかのようだ。
厳しい自然の摂理に身を置く花や鳥の逞しい生命力を、慈しみの目で捉え、生あるものへの讃歌として表現した画伯のオリジナル・リトグラフには、自筆のサインが入る。〈生命の煌めき〉にあふれる名品を、この機会にお手許でご堪能あれ。


精緻を極めたリトグラフ技法で淳之画伯の美の世界を表現。
鮮やかな黄緑色の羽を纏ったマヒワと若枝に咲く薄紅の梅。音もなく降り続く雪の中に、早春の情景を配した構図は、観る者の心を温かく和ませる。
本作品「雪の日」は、精巧なリトグラフの技法を最大限に駆使して製作されています。リトグラフとは、石版に油性のインクを製版し、水と油との反撥作用を応用して刷り上げる版画のこと。この技法を用いて、画伯独自の流麗できめ細やかな描線や花鳥の微妙な色合いなどを表現するには、摺師の熟練した技量が必要となる。
そこで本作品の制作は、リトグラフ技法の第一人者、園山晴巳氏が担当。実に30版30色という緻密な工程を経て、一枚一枚を精魂込めて仕上げている。また、日本画独特の岩絵の具のもつ質感や色合いで描かれた、雪の舞う空間は、本真珠を細かく粉末状にして散りばめた特殊技法「パール刷り」で表現。これにより静寂で透明感あふれる背景の描写が可能となった。
精妙な技巧の限りを尽くすことで、情緒豊かな花鳥世界の創造が可能となった。
仕上がりを1点1点最終チェックしたうえで、淳之画伯がサインと落款を入れている。オリジナル作品ならではの醍醐味をお楽しみいただける。
限定数のみの稀少の美術品である。

真鶸のこと ―「雪の日」によせて
上村淳之

亜寒帯で暮らす彼等は、冬季には本州北中部或は山岳地帯に渡る。
あの小さな体でよくもと気遣うが、彼等は人間の想像をはるかに越える逞しさを備えている。しかし逞しさは外には顕さず、内に秘めて種を守ってゆく。
地球を半周するとまで云われるシギ、海面に漂い翼を休めることもかなわぬ小さい小鳥達。リスクを承知の上で毎年渡りを繰返す彼等の生き様が大好きである。梅林に遊ぶ彼等も、子育てのために又渡ってゆくであろう。一刻の和やかな世界を描いた。
人気のない世界から渡ってきた当初は、人を見ても決して警戒もせぬのに、翌春には近付いては来ない。人間の悪業を知ってしまうのであろう。悲しい事ではあるといつも思う。

上村淳之(うえむら・あつし)
日本画家。1933年京都市生まれ。本名・淳。56年京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)を卒業、59年新創作協会の“春季展賞”を受賞。72年雅号「淳之」を用いる。78年創画会賞を受賞後、作品が文化庁買上げとなる。92年京都府文化功労賞を受賞。94年「松柏美術館」が開館。95年「日本芸術院賞」を受賞。京都市芸術大学副学長、創画会会員、松柏美術館館長。
made in Japan
約縦65.8×横76.9cm、3.8kg。画寸は約縦40.9×横53cm。洋材特製額(金・銀色塗り仕上げ)、マット(金モール銀布クロス仕上げ)、アクリルガラス。用紙はベランアルシュ紙(フランス製)。うこん袋タトウ箱(細布貼り特別仕上げ)入り。技法はオリジナル・リトグラフ(30版30色)。限定番号、画伯自筆サインと落款入り。限定120。日本製。

※掲載しております所属や肩書は発刊当時のものになります。