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松久宗琳「八角蓮華 阿弥陀如来」
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限りない慈愛と果てしない光明により、人々を救い続ける仏様。昭和の大仏師・松久宗琳が彫り上げた美の極み
すべての人々を救おうと四十八の誓願を立てた阿弥陀様。奈良時代から伝わる「念仏を唱える者はすべて極楽浄土で往生できる」という阿弥陀信仰は、後代になると人々にさらに広く親しまれるようになった。八角の蓮華座の上に端然と立つ崇高な姿は神秘の輝きに包まれている。
「木の中から御仏を迎える」と高く評価され、最高峰“大仏師”の称号を受けた松久宗琳。
大正15年、仏師・朋琳の長男として京都に生まれた松久宗琳は、運慶、快慶の技を手本に研鑽を積み、現代仏教美術を代表する数々の傑作を生み出してきた。昭和37年には「京都仏像彫刻研究所」を創設し、仏教美術の再興や弟子の育成に尽力。また、四天王寺、成田山新勝寺から最高位「大仏師」の称号を受け、その地位は他の追随を許さない確固たるものとなった。平成4年、「阿弥陀三尊像」彫像中に66歳で逝去。
その類まれな仏心と技は、「松久宗琳佛所」として後代の匠たちに受け継がれている。
【その比類ない技を証明する「宗琳」の銘と桐箱の落款が作品の価値をさらに高める。】
釈迦如来像の光背裏面には「宗琳」の銘が入る。
また、桐箱には宗琳直筆による題字と、蓋裏にはサインがシルクスクリーンで印字され、さらに、落款が押される。
これにより、本作品が、宗琳が彫り上げた原型をもとに制作された、優れた仕上がりの真正オリジナル作品であることを証明している。
【宗琳仏師が魂を込めて彫り上げた仏像。その卓越した造形力と芸術性をお手許で。】
今回は、この仏像を神秘に満ちた姿そのままに重厚なブロンズ像で鋳造し、おはぐろ古色に本金粉を蒔いた「本金粉手彩色仕上げ」と、加賀の本金箔を丁寧に施すことで黄金の光につつまれた「本金箔仕上げ」の阿弥陀様をご用意。
お顔やお身体、指の先々、光背の隅々まで丹念に仕上げられたそのお姿は、いずれも壮麗な光に包まれた神々しい天平美術を彷彿とさせる。
床の間や仏間、プライベートなお部屋など、身近な場所にお祀りいただき、祈りの心でご鑑賞いただけば、まるで仏様が語りかけてくるように感じられることだろう。
全国の名刹に作品のほとんどが奉納され、一般には手に入りにくい大仏師・宗琳の仏像。この機会にお手許でご愛蔵いただきたい。