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一休宗純「薫風自南来」

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風流三昧、自由奔放-名僧、一休、その孤高の精神を映す一行書

【一行物と一休の書】 芳賀幸四郎(元東京教育大学教授・文学博士)
 江戸時代、大徳寺派禅僧の筆になる一行物が、茶室の掛物の主流をなすにいたった。この変化には時代の要請ともいうべき、つぎのような背景がある。
 一つには茶の湯が大徳寺派の禅僧たちと緊密に結び付いて発展普及してきたこと、他は茶の湯の興隆にともなう茶会の盛行である。茶会の盛行は新しい道具への需要を喚起した。請来された絵画や墨跡は数も限られ、高価であり、たやすくは手にはいらない。新しい掛物の需要にこたえて登場したのが、和様の歌切(うたぎれ)の類と、大徳寺派の一行物である。
 一行物には、世の脚光を浴びるだけのいくつかの必然性があった。たとえば書き手への親近感、読んで理解できる簡潔な文言、比較的入手しやすい経済性などである。一行物は茶禅一味(いちみ)へ接近するこよなき手掛かりとなった。
 (中略)
 大徳寺の一休宗純禅師は、生涯にわたって多くの書跡をのこしているが、その書は奔放で規則や形式を嫌った彼の性格を反映し、書法・筆法にこだわらぬ破格で自由なものであった。
 この「薫風自南来」の一軸は、その点で一休宗純の書の代表的なものの一つである。
(小学館「茶道聚錦」より抜粋)


【「薫風自南来」について】
 この一軸は「くんぷうみなみよりきたる」(茶人の間では「くんぷうじなんらい」)と読み、中国古来の詩の一節として有名だ。また、禅の高僧が、「薫風……」の句を聞いて悟りを開いたことから禅僧の間でも広く愛誦されるようになった。

【厳密な色校正により墨の濃淡を再現】
 制作にあたっては、所蔵館での度重なる色合わせと厳しいチェックを経て、原本のもつ微妙な色調や古色(時代を経た紙の色合い)の雰囲気までも忠実に再現した。


【箱書】
 本品の箱書は、芳賀幸四郎博士の筆を墨色・高級シルクスクリーンで印字。蓋の表裏に題字を配した高雅な体裁だ。


【MOA美術館の印章入り証紙】
 掛軸の桐箱の一つ一つに、所蔵館であるMOA美術館の印章を押した証紙を貼付してお届け。これにより、所蔵館の特別許可を受けて厳密復刻された、他にはない貴重な美術品であることを証明する。


【和室の床の間はもちろん広間や仏間に。一休の書がお部屋を格調高く演出】
 本掛軸は、原本の表装をもとに、その格調高い趣きを損なうことなく、精緻なオリジナル表装で制作された、他では入手できない特装版。
 また、和室、床の間はもちろん、居間、応接間、仏間など、あらゆるお部屋に調和するように軸装の隅々にいたるまで、一流の表具師が一幅一幅手作りで丹念に仕立て上げた。
 日本の伝統文化であり、格式を重んじるお茶席の掛物としても、また四季折々の催事にも気品のある一休宗純の禅の味わいが引き立ち、お客様への心遣いにも最適。
 ご家庭のインテリアとしてだけでなく、年月とともに価値の高まる美術品としても、将来にわたってお楽しみいただきたい。


【人間禅を追い求めた一休宗純(いっきゅう そうじゅん)】
 一休という名は、煩悩と悟りの間で、ひと休みという意味をもつといわれる。
 1394年、後小松天皇を父として生まれたとされ、幼少から禅寺に入り、清貧のうちに厳しい修行を行って悟りを開いた。とんち話で知られる「一休さん」は、ちょうどこの頃の逸話の一端をあらわすものである。
 壮年以後の一休は、戒律を破り、形式を否定した数々の奇行が知られ、それは堕落した当時の世相への一休なりの警鐘であり、禅の本来の心を追い求めたことかもしれない。
 1474年には、京都大徳寺四七世となり、応仁の乱によって焼失した大徳寺の復興をはたす。
 彼の周辺には多くの文化人が集まってきたといわれているが、特に茶道の開祖・村田珠光に教えを授け、わび茶の精神に多大なる影響を与えたことは有名。
 1481年、盲目の女性、森侍者にみとられつつ、88歳で亡くなった。
 しかし、その生涯は謎につつまれている。
made in Japan
【軸装】約幅31.5×長さ177.0cm。本紙は幅25.8×長さ103.5cm。風帯付三段表装(茶掛仕立て)。軸先は新象牙。箱は柾目桐箱タトウ付き。用紙は越前手漉き鳥の子和紙。技法はカラーオフセット7色刷。解説書付き。原本所蔵はMOA美術館。日本製。

※掲載しております所属や肩書は発刊当時のものになります。
※商品の仕様は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。