小学館イマージュ
国宝 源氏物語絵巻「柏木(三)」
◯ 在庫あり |
在庫があります。2営業日以内に出荷いたします。(土日祝・ご注文日を含めず)お取り寄せの商品とともにご注文された場合は、商品が揃い次第の発送になります。 |
□ お取り寄せ |
お取り寄せ商品です。通常2週間以内にお届けいたします。2週間以上かかる場合には別途ご連絡いたします。 |
× 在庫なし |
売切れまたは期間終了のため、販売を中止しています。 |
△ 在庫わずか |
在庫わずかです。2営業日以内に出荷いたします。(土日祝・ご注文日を含めず)お取り寄せの商品とともにご注文された場合は、商品が揃い次第の発送になります。 |
華やかな祝いの席に薫を抱く老境の源氏。柏木が病死し、女三宮が出家したいま、遺された薫の身の上を思うと、怒りや恨みを忘れ、いとおしさに涙がこぼれる。
【可憐で装飾的な画面に秘められた喜び、悲しみ、愛、嫉妬・・・。平安貴族の絢爛たる世界を鮮やかな色彩と流麗な書で紡ぐ国宝「源氏物語絵巻」】
類まれな美貌と知性、そして高貴な身分をもつ光源氏を中心に繰り広げられる「源氏物語」は、王朝文化の極みとして賛美され1000年の時を経た今日まで、あまねく世界をとりこにしてきた。
その全54帖のなかから選りすぐりの名場面ばかりを集め、情景や心理を、絵と詞書で表現した「源氏物語絵巻」は、男と女のあらゆる愛の物語が、情感あふれる色彩と優美繊細な書で描かれている。
絵を眺め、詞書を読むうちに、まるで平安の時代に舞い降りたかのように、夢幻の世界を旅することができるだろう。5年ごとに広く一般公開される国宝「源氏物語絵巻」を、最新の精巧な復刻技法、吟味されたオリジナルの表装や額装で再現。この名品を、ぜひ身近に飾ってご鑑賞いただきたい。
【作品解説】
女三宮と柏木のあいだに、世間に明かすことのできぬ子として生まれた薫。その罪に悩み脅えるあまり、柏木はすでに世を去り、女三宮は出家してしまった。そんななか、薫の誕生50日を祝い、宴が盛大に行われる。華やかに着飾った女房たちに囲まれて、源氏は、わが子ならぬ薫を抱いている。腕のなかで天真爛漫にほほ笑む薫を眺め、その行く末を思うとおめでたい祝いの席につきながら、不憫さに人知れず涙が湧いてくる。
【所蔵美術館の特別許可のもと原寸大で初めて完全復刻】
本作品を所蔵する徳川美術館は、尾張徳川家19代徳川義親の創立した徳川黎明会に属し、昭和10年に開館した。徳川家康の遺品を中心に尾張徳川家に伝えられる数々の「大名道具」を所蔵。
わが国で唯一、大名家の秘蔵コレクションを鑑賞できる美術館として知られる。本作品には、原本を所蔵する徳川美術館の署名・検印入り証紙と、認定書が付される。これにより、本作が美術館の特別許可と全面協力をうけて、初めて原寸大で再現された限定美術品であることを証明している。世界の至宝といわれ、多くの人が復刻を待ち望んでいた傑作「源氏物語絵巻」。ついにあなたのお部屋でよみがえる。