先史時代より生活に革を使用してきた人類。革は加工によって硬くも柔らかくもなり、強靭で機能的であることから、モノ作りには欠かせない素材のひとつである。
「創悦」は日本の皮革産業を大いに盛り上げるために発足したプロジェクトである。皮革製造や企画デザイン、縫製職人など、皮革産業に携わるメンバーで構成された「日本皮革デザイン促進委員会」によって始動。その創悦が「葛飾北斎×スポーツ」をテーマに発表したコレクションが、この「競い文字スクエアトートバッグ」だ。
素材には手なじみがよく、かつ耐久性に優れる植物性タンニンでなめされた牛革を使用。これにスポーツ競技の漢字表記と葛飾北斎による絵手本「北斎漫画」から、その競技を想起させる人物画をプリント。職人がインクジェット機を巧みに扱い、刷り上げている。これにより、キャンバス生地やナイロン生地のバッグとは印象の異なる、高級感とデザイン性あふれるバッグが完成した。
贔屓の競技がデザインされたトートバッグを選んで、応援に駆けつけてはいかがだろう。
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↑バッグの下部にあるスナップボタンを留めると底にマチができる。入れるものによって切り替えが可能だ。
←長めのハンドルは、収納部同様、植物性タンニンでなめされた牛革製。肩に掛けられる長さなので、楽に持ち運べる。
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↑バッグの下部にあるスナップボタンを留めると底にマチができる。入れるものによって切り替えが可能だ。
←長めのハンドルは、収納部同様、植物性タンニンでなめされた牛革製。肩に掛けられる長さなので、楽に持ち運べる。
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それぞれのバッグの裏面には葛飾北斎による絵手本「北斎漫画」に描かれた、さまざまな動きの人物画と、その姿から想起されるスポーツの種目名がプリントされている。