小学館の総合通販サイトpalshop
《重要》消費税率変更によるシステム作業のため、2019年9月30日(月)18:00~24:00までサイトを停止いたします
9月12日(木)台風15号の影響によるお届けおよび生産遅延のお知らせ。

ようこそ ゲスト

一生モノ語り 大人の逸品

アイテムカテゴリ一覧を見る

大人の逸品 サイトカテゴリ一覧

《重要》消費税率変更によるシステム作業のため、2019年9月30日(月)18:00~24:00までサイトを停止いたします
9月12日(木)台風15号の影響によるお届けおよび生産遅延のお知らせ。

一生モノ語り 大人の逸品

手巻き式棒型ムーブメントのパイプ型時計
手巻き式棒型ムーブメントのパイプ型時計
手巻き式棒型ムーブメントのパイプ型時計
手巻き式棒型ムーブメントのパイプ型時計
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像

H&K

手巻き式棒型ムーブメントのパイプ型時計 2019年秋号掲載

在庫 色柄/サイズ 価格

ペンダントタイプ/シルバー

352,000 お気に入りに追加

ペンダントタイプ/ゴールド

352,000 お気に入りに追加

ペンダントタイプ/ブルー

352,000 お気に入りに追加

腕時計タイプ/シルバー

385,000 お気に入りに追加

腕時計タイプ/ゴールド

385,000 お気に入りに追加

腕時計タイプ/ブルー

385,000 お気に入りに追加
◯ 在庫あり 在庫があります。2営業日以内に出荷いたします。(土日祝・ご注文日を含めず)お取り寄せの商品とともにご注文された場合は、商品が揃い次第の発送になります。 □ お取り寄せ お取り寄せ商品です。通常2週間以内にお届けいたします。2週間以上かかる場合には別途ご連絡いたします。
× 在庫なし 売切れまたは期間終了のため、販売を中止しています。 △ 在庫わずか 在庫わずかです。2営業日以内に出荷いたします。(土日祝・ご注文日を含めず)お取り寄せの商品とともにご注文された場合は、商品が揃い次第の発送になります。

現代時計デザインの常識を覆しパイプ型のフォルムを実現

 まず目を惹きつけられるのは、そのフォルムだ。スタイリッシュながら堅牢なポリカーボネイト製のパイプ型ケースをペンダント、そして腕時計に仕上げている。一直線に歯車を並べた棒型ムーブメントを360度、ぐるりと眺められるのが面白い。
 パイプ型のデザインを生かし、溝が入った上部パーツ全体がリュウズになっているのもユニーク。腕時計にすると強烈な存在感を放つが、遊び心は満点だ。
 ケースを透明なパイプにできるのは、一直線に歯車を並べた独自ムーブメントがあってこそ。時計師・小堀康弘氏の高度な製作技術と、時計デザイナー・原久氏の洗練されたデザインが見事に融合したモデルだ。


〈美麗な時計ケースを手がける時計デザイナーがいる。そして、時を刻むための複雑な機構を作り出す時計師がいる。精緻な技術と情熱のコラボレーションは「円形」という腕時計の常識を覆し、画期的なフォルムを生み出した。2人の対話を通し、誕生までの軌跡をたどってみよう。〉

 ムーブメントとは、時計のケース内部に収められた動力機構のこと。腕時計という形態が発明されて400年――ムーブメントは円形を大前提として発展してきた。そんな長年の呪縛に疑問を持ったのが時計デザイナーの原久氏だ。
「以前は、ムーブメントの外装をつけることが仕事だと思っていました。時計デザイナーに求められる役割は、商品企画に基づいて既成のムーブメントをデザインされた時計ケースに収めること――そんな常識があったからです。社員の頃は、それが仕事だと思い、何の疑問も持たずにやってきました」(原氏)
 ここで、時計の歴史をプレイバックしてみよう。携帯可能な時計が発明されて以来、実に400年以上に渡ってムーブメントは「円形」を基本にしてきた。
「つまり、時計デザイナーは、時計とは円形の機械体を納める物である――そんな呪縛に縛られてきたのです。もちろん、私もその一人でした。しかし、デザインの基本は素材との対話の他なりません。私はいつしか、時計の中身であるムーブメントとの会話がないのでは? という疑問を持つようになっていったのです」(原氏)
 自問自答を続けていた原氏は、ある日「時計師」小堀氏と運命の出会いを果たした。時に2000年代中盤のこと。メーカーに属さず、個人として時計製作に没頭していた小堀氏は、常識にとらわれないムーブメントを開発していた。それが、歯車が一直線に並ぶ棒型のムーブメントだ。
「小堀さんの独創的なムーブメントをから、アイデアが飛翔しました。一直線上に歯車を並べる――最も原始的で単純な輪列方式でありながら、そこには大きな可能性がありました。スイス時計が誇る400年の歴史には、絶対に太刀打ちできない現実があります。日本の時計産業も、技術開発のすべてをやりつくした感がありました。しかし、在野には小堀さんのような志を持ち、新しい試みに挑む人がいました。だったら、スイスの二番煎じの試みでは無く、最も原始的な歯車の並び方、つまり、構造の原点回帰を選んで、時計を作ってみよう、と」(原氏)
 400年の歴史を持つスイス時計の二番煎じではなく、最も原始的で単純な構造へ。原点回帰にして斬新な棒型のムーブメントが、ここに誕生した。
 オリジナルムーブメントを透明パイプに納める。
 2本のムーブメントを1個のケースに納めるアイデア。
 いずれも、過去には同型のモデルが存在しなかった。時計史上、唯一無二のモデルだ。
「原さんのデザインに魅せられ、私も夢中で製作に没頭しました。手作業で作るのは決して難しくはない。しかし、多くの方に届けるために量産のためのラインを作らなければなりません。私が自作したムーブメントのパーツは数十点以上に及びます。これを量産ラインに乗せるのがまた、大変でした」
 小堀氏、原氏は長野県の工場の現場に足を運び、量産化に向けた模索を重ねてきた。
 協力してくれたメーカーの地板を使って試作しましたが、メーカーの現場では図面ができないと工場の機械の調整ができないと言うのです。NC加工の穴をあける場所も繊細で、工場の一つ一つ、そしてオペレーターによっても微妙なばらつきが出てしまうほどです。スピードの調整などをかなり努力してもらって、メッキ加工も1/100mm単位の精度を標準化してもらい、量産に向けてコツコツ努力を重ねました」(小堀氏)
 気づけば、2人の出会いから8年もの月日が経っていた。個人でムーブメントの量産にこぎつけたケースは本邦初の事業だという。時計師は、自分の技術のみで一つの時計を創り上げていく。しかし、量産とは自己完結の創作行動ではなく、さまざまなパーツを仕上げる専門技術の結集だ。ディレクターとして小堀氏とタッグを組み、この難事業を達成した原氏は、長い道のりを振り返る。
「決して超高精度を誇る時計ではないし、アウトドアで使える堅牢さを期待されるものでもありません。不真面目な時計を真面目に作った、とでも言いましょうか(笑)。私にとっても、精度や使い勝手、頑丈さではなく、遊び心のみにデザインへの初挑戦になりました。唯一無二の遊び心を分かってくれる方に届けていければと思っています」(原氏)
 斬新でありながら格調高い。二人三脚で創り出した時計のフォルムには、2人の少年のようなときめき、好奇心が詰まっている。
「これが普通の時計だったら取り組んでいませよ。原さんのデザインに魅せられて、そしてあきらめずに量産を目指し続けたからできたこと。だけど、これがゴールではありません。量産とは、この唯一無二の時計が欲しいと思ってくれる方に届くということですから」(小堀氏)
「今回の開発で得たノウハウ、ネットワークなどを、新たに時計造りを目指す人たちに提供していきたいと思います。共感を寄せてもらえたブランドや時計師とのコラボレーション、大手時計メーカーバックアップも期待したい。今後も、遊び心があふれるような、愉しい機構を持つ時計の開発を続けていければと思います」


【時計デザイナー・原久(はら ひさし)】
<プロフィール>
1950年長野県生まれ。73年に渡欧し、デンマーク王立工芸学校などで宝飾技術を学ぶ。'77年に帰国し、諏訪精工舎(現セイコーエプソン)に入社し、初代クレドール宝飾時計を立ち上げた。現在はフリーの時計デザイナーとして活躍している。

【時計師・小堀康広(こぼり やすひろ)】
<プロフィール>
1951年東京都生まれ。自転車店を経営するかたわら、時計ムーブメントの研究、製作を独学でスタート。誰にも師事することなく、解析力と技術を磨き、時計師として活躍している。
手巻き式棒型ムーブメントの角型腕時計こちら!

【受注生産品(受注締め切り2019年10月31日)】
こちらの商品は完全受注生産品となっております。10月31日にご注文を締め切らせていただき、その後、すべてのお客様のご注文分の生産に入りますので、商品の発送は12月1日から順次となります。お届け予定日は別途ご連絡させていただきます。
made in Japan
受注生産品

ともにケースは直径1.9×高さ4.4cm、約38g。ケースはステンレス。風防はポリカーボネイト樹脂。ムーブメントは機械式(手巻き式)。非防水。日差+45~ー30秒。ペンダントタイプはチェーンの長さ70cm。チェーンはサージカルステンレス。腕時計タイプは対応手首回り16~21.5cm。ベルトは牛革(色はライトグレー)。ともにメーカー保証1年。日本製。