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小学館イマージュ

雪舟「牧牛図」二幅セット

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日本独自の水墨画を完成させた雪舟の逸品が、500年の歳月をこえて原寸大でここによみがえる

【重要文化財・雪舟等楊筆「牧牛図」について】
 雪舟等楊(一四二〇~一五〇六?)は、備中赤浜(現岡山県総社市)に生まれ、僧となって京都に出て禅学とともに画の修行をし、さらに水墨画の故郷である中国にも渡って画を学んだ。(中略)
 山口県立美術館に所蔵される《牧牛図》二図のうち、一図は水牛を御する童子の姿を描き、一図は水牛に乗って川を渡る親子の姿を写す。両図は、本紙上に墨線で引いた団扇形の内側に描かれており、その枠内に「雪舟」の署名があり、枠の外に、「李塘(リトウ)」と記される。李塘(唐)は、中国北宋時代(九六〇~一一二七)末期から南宋時代(一一二七~一二七九)にかけて活躍した画家であり、山水画、人物画の名手として知られ、また牛の画をも得意としたとされる。(中略)
 これら中国宋・元時代の画家たちは、室町時代の画家にとって学ぶべき最高の規範であり、また、当時の鑑賞者も、画家たちに宋・元時代の著名な画家たちに倣った画を描くことを求めた。主題、図柄、画風などの点において、これら中国宋・元時代の画家に依拠することは、当時の日本の画家にとっては、自然なことであり、また必要なことでもあったのである。(中略)
 《牧牛図》は、李唐の風を学んだものとはいえ、岩の凹凸を表す描線や、水波の描法に雪舟独特の癖を見て取ることができ、また、美しい水の色は、《山水長巻》(国宝・毛利博物館)に共通する清新さをよく保っている。両図とも、元は芸州浅野家に伝来した。
 《牧童図》は画面全体に虫除けの樟脳の使い過ぎに起因すると思われる斑点状の染みがあって些か画趣をそこねているため、複製にあたって、最新の画像処理技術を用いてそれらの染みを極力目立たぬようにし、本来の姿の再現に努めた。
(山口県立美術館学芸員 荏開津通彦(えがいつ みちひこ)/本品解説書より抜粋)

【画聖・雪舟の描く悟りの境地。】
 本作品は、雪舟が描いた『牧牛図』である《渡河》と《牧童》2図を双幅の掛軸に仕立てた。この2図はともに、牛を仏の悟りや禅の境地にたとえ、それに乗って心楽しくわが家に帰るという「騎牛帰家(きぎゅうきけ)」の図。それは、仏の悟りを得たという満ち足りた喜びや、修行を終えて山から再び世の中に戻っていくこと、牛と牧童が一心同体となり、調和して歩むなどの様々な意味を感じさせてくれる。
 この絵を描く時、禅僧雪舟は自らの真摯な祈りを至心に込めて、仏の悟りの境地を得た心からの喜びを、筆先にこめている。この「牧牛図」はその雪舟の境地を表現した名品といわれている。

【空間を演出する双幅の魅力。】
 双幅揃えの本作品は、2点並べて飾ってもよし、1点ずつ春と秋の季節に合わせて飾っても楽しめる。茶室でも、居間でも、和風・洋風問わず、古来から私たち日本人が最も重んじてきた「自然との和」の精神を映す名品としてご愛蔵いただきたい。

【双幅の掛軸をひとつに収める桐箱入り。】
 本掛軸は、書家・山口啓山氏による流麗な箱書き入りの桐箱に双幅を収めてお届けする。また作品には、原画を所蔵する山口県立美術館の正式な許可と厳密な校正のもと、精巧に復刻された作品であることを証する「発行証明書」が付される。

【雪舟・せっしゅう(1420年~1506年)】
 雪舟は1420年に備中国赤浜(岡山県総社市)に生まれた。少年期に京都の相国寺に入り、春林周藤(しゅんりんしゅうとう)と周文(しゅうぶん)のもと、禅とともに画を学んだ。40歳を前に、山口の雲谷庵(うんこくあん)に居を移し、画筆に親しんだ。1467年、遣明使に随行して中国に渡り、画を学ぶと同時に、中国の風物に接した。1469年、帰国した雪舟は、筑紫地方を放浪しながら、1486年頃、山口に戻り、玉澗(ぎょっかん)や牧谿(もっけい)などの模倣を行っていたとされる。そのうち、日本各地を旅しながら、独自の画法を磨いていった。その後、晩年期にさしかかった雪舟は、ふたたび山口の雲谷庵に戻り、多くの傑作を描いたとされている。雪舟の没年については、詳しくは不明だが、1506年、87歳の時、雲谷庵で没したといわれている。
≪渡河≫≪牧童≫二幅組でお届け。各約縦119.0×横47.0cm。
【渡河】画寸は、約縦30.0×横30.5cm(原寸大)、表装は風帯付三段表装。上・下は薄納戸色紬入無地。中廻しは利休白茶地紗綾形に丸飛柄緞子。風帯・一文字は利休茶地唐草文金襴。軸先は新牙。
【牧童】画寸は、約縦30.2×横31.5cm(原寸大)。表装は風帯付三段表装。上・下は渋茶色無地。中廻しは焦茶地木瓜に宝文緞子。風帯・一文字は濃茶地二重蔓牡丹文金襴。軸先は新牙。
桐箱は双幅収納柾目桐箱、タトウ箱入り。技法は特殊オフセット多色刷り。所蔵館による発行証明書、解説書付き。日本製。

※《牧童》は、500年の歳月による損傷がみられるため、最新の画像処理技術を用いて復元し、原画本来の美しい姿で復刻されています。
※掲載しております所属や肩書は発刊当時のものになります。
※商品の仕様は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。