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BAR CINEMA~この映画に乾杯!(第11回)『ハバナ』 ――キューバでは朝からラム、口説く時にはダイキリを!?

カテゴリ | BAR CINEMA~この映画に乾杯!

第11回:ハバナ
キューバでは朝からラム、口説く時にはダイキリを!?

BAR CINEMAへようこそ。

このバーでは、皆さまの記憶に残る映画の名シーンを彩った素敵なお酒を、映画の時代背景、お酒の由緒・成り立ちと合わせてご紹介し、ご賞味いただきます。

キューバを代表するカクテル「ダイキリ」。当店でのレシピはホワイトラム 40ml、フレッシュライムジュース15ml、
シュガーをティースプーンに2杯(和三盆1.5杯、シュガーシロップ0.5杯)。シェイクしてカクテルグラスへ。

ダイアナ:Listen. We can’t decide……
ジャック:What you want is a daiquiri.
ダイアナ:And what if I don’t like it?
ジャック:You will.

2015年7月20日、54年間の断絶を経て、キューバとアメリカの国交が回復し、大きなニュースとなりました。
キューバ革命、みなさんはもちろんご存じですよね。現在キューバの政治を担っているラウル・カストロの兄、フィデル・カストロが中心となって、アメリカの庇護のもと独裁をしいていたバチスタ政権に武装蜂起し、ゲリラ戦を展開。1958年末、反政府軍の勝利が確実となったところで、バチスタ大統領は大晦日の新年を祝うパーティー会場で辞任を表明し、翌元日にドミニカ共和国に亡命。ここに革命政権が樹立されました。

この映画はアメリカ人のギャンブラー、ジャック・ウェイル(ロバート・レッドフォード)の視点からキューバ革命を描いています。

ジャックは、キューバの首都・ハバナ行きの船の中で、政府軍情報部(SIM)にマークされているアメリカ人女性、ボビー・デュラン(レナ・オリン)を助け、やがて彼女を愛するようになる。しかし、彼女は反政府軍の幹部、アルトゥーロ・デュラン(ラウル・ジュリア)の妻で、ともに革命に命を捧げる同士だった……。

時代と場所は違えども、このコラム第1回にご紹介した『カサブランカ』を彷彿させるストーリーで、やはりここにも素敵なお酒が登場します。

■ヘミングウェイがこよなく愛したフローズンダイキリ

やはりキューバと言えば、ラム。そしてラムを使ったキューバを代表するカクテル、ダイキリです。
映画の中でも、華やかなレストランバーで、見知らぬふたり組の女性から「お勧めの飲み物は?」ときかれたジャックが、「むろんダイキリだよ」とこたえています。それが冒頭の英語の台詞です。

ダイキリは、キューバ経済を支えてきたサトウキビから造られるラム、同じくサトウキビが原料の砂糖に、ライムジュースというわずか3種類の材料で作るカクテルです。ほのかに甘いがシャープな味わいのホワイトラムにライムジュースの爽やかな酸味を加え、その酸味を過度にしないよう砂糖で包みこむ。ベースのアルコールに、甘味、酸味の三位一体となるこの黄金の組み合わせは、スタンダードカクテルのレシピに数多くあり、まさに王道と言えるものです。

これをクラッシュドアイスとともにミキサーで混ぜてシャーベット状にすると「フローズンダイキリ」になります。さらにほかのフルーツを加えて、フローズン・ストロベリー・ダイキリや、フローズン・バナナ・ダイキリにするなど、そのバリエーションは多種多様です。
  • BAR CINEMA~この映画に乾杯!(第11回)『ハバナ』 ――キューバでは朝からラム、口説く時にはダイキリを!?

    フローズンダイキリ。通常のダイキリの材料に氷を加えてミキサーで混ぜる。
    ●担当・細川より:ダイキリよりさっぱり爽やかで飲みやすい。その分、飲み過ぎに要注意です。ちなみに2本入っているストローの使い方にルールはありません。1本だけ使っても2本一緒に口に含んでも問題ないそうです。

  • BAR CINEMA~この映画に乾杯!(第11回)『ハバナ』 ――キューバでは朝からラム、口説く時にはダイキリを!?

    パパズダイキリ。フロリディータの現在のレシピは、ラム(ハバナクラブ) 110ml、ライムジュース2個分、マラスキーノ (イタリアのチェリーリキュール)6滴、グレープフルーツ半個分、アンゴスチュラビターズ (トリニダード産の苦味酒)数滴。
    ●担当・細川より:タンブラーにたっぷりのアメリカンサイズ(?)。 私も試してみましたが、フローズンなのにはっきりとしたアルコールの存在感があり、何杯も飲めるような生やさしいカクテルではありません。おかわりは酒豪様限定です!

  • 画像

    キューバで造られる代表的なラム、ハバナクラブの7年物。アルコール度数は40度。ココアやバニラ、トロピカルフルーツの香りがし、味わいは深くまろやか。

酒を彩る器
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